【英語EMS】 WEBLOG    “TO THE NEXT PHASE”

受講生との雑談のtriggerとして、徒然なるままに日常を綴るブログです。
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サルに「ゼロ」が分かる細胞
何もない「ゼロ」の状態を認識する細胞がサルの脳にあることが、東北大のチームによって突き止められた。

左右のレバーを操作すると画面上の白い〇が増えたり減ったりする装置を使ってニホンザルに足し算と引き算をさせる実験をしたらしい。

例えば、最初に〇3個を示した上で、〇を1個見せ、レバーを2回操作して3個に増やせたら、ジュースのご褒美が与えられるというような実験内容。

その際の脳細胞の電位変化を調べると、〇がゼロの状態で、頭頂葉の特定部分の神経細胞が強く反応することが分かったらしい。

反応は2パターンに分かれ、ゼロ以外には反応しない細胞と、「3,2,1」とゼロに近づくほど反応が強くなる細胞があることも確認されたとのこと。

存在がない状態の「ゼロ」と、数字を順番に並べた中での「ゼロ」の両方を認識しているとみられるそうだ。

子どもに数字を教えるときに感じたが、「ゼロ」の概念を教えるのは非常に難しい。

上述の実験で言うと、「存在がない」という「ゼロ」と、「カウントダウン」していく先の「ゼロ」の2つに分けているが、なるほどなと思いつつ、でもやっぱり「ゼロ」の概念って説明するの難しいなぁと改めて感じてしまった。

でも、ちゃんと「ゼロ」という概念を定義付けしないと実験のしようもないので、やっぱり理系でも「国語力」って大切なんだなと実感した。

例えば、昨日、語彙チェックの一部に "at random" が登場したが、これを「無造作に」とする答案は毎年結構見かける。
カタカナ語としてほぼ日本語のように使われている言葉でも、ちゃんと日本語にしてみると意外と分かっていないことが多い。
「無造作に」と「無作為に」は違うよ!と言っても、キョトンとしている受講生もいる。

それぞれ、「造作」と「作為」の違いさえ分かれば、それを否定しているものなので、理解できると思うのだが、普段から、言葉に対して無頓着というか、いい加減(ネガティブな意味で)というか、正確さを意識していないと、実は正しく使えていないことが多い。

毎日数多くの答案と接していて感じるのは、「国語力」というものの根本は、「言葉を大切にする意識力」だと思う。

どんなに表面上の語彙を増やしても、どんなに多読をしたとしても、どんなに文法上のルールを知っていたとしても、どんなにテクニカルな読み方を知っていたとしても、「言葉を大切にする意識力」がなければ、砂上の楼閣になってしまいかねない。

EMSには理系の生徒さんも非常に多くお通い頂いているが、彼ら、彼女たちの将来的なことを考えても、そういった「言葉を大切にする意識力」を伸ばせるような指導を心掛けていきたい。

英語EMS
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