【英語EMS】 WEBLOG    “TO THE NEXT PHASE”

受講生との雑談のtriggerとして、徒然なるままに日常を綴るブログです。
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THE UNKNOWN MAIN MAN

EU離脱が国民投票で決まってしまって大混乱の連合王国。

 

そして、その連合王国で、話題が持ち切りだったのが「THE UNKNOWN MAIN MAN」こと、Marcus Willisだ。

 

現在行われているテニスの4大大会の最高峰、ウィンブルドン。

 

その2回戦で、芝の王者、というか、今や生きる伝説となってしまったRoger Federerと戦った男だ。

 

とにかくこの男のシンデレラストーリーがすごい。

 

ご存じない方のために簡単に説明させていただくと、テニスのグランドスラム(4大大会)は、どんな選手でも出場できるわけではなく、だいたい世界のトップ100以内のランキングにいる選手でなければ出場を果たせない。

 

Marcus Willisの世界ランキングは772位なので、主戦場は、錦織選手らが戦っている「ATPツアー」ではなく、その下の「チャレンジャー」でもなく、さらにその下の「フューチャーズ」と呼ばれるカテゴリーでの試合となります。

 

そういうと、大変レベルが低そうに聞こえますが、例えば、日本でトップのインターハイやインカレ出場程度の選手では、その「フューチャーズ」の試合ですら出場すらままならないというレベルですから、世界の層の厚さが垣間見れます。

 

と、まあ、背景説明はこの辺にして、話をMarcus Willisに戻しますが、彼は、今年の1月の「フューチャーズ」での試合を最後に、テニス選手生活に見切りをつけて、生活のためにテニスコーチへと転身しました。

 

しかし、5歳年上の彼女に、「あんた馬鹿じゃないの!もう一度選手として頑張りなさいよっ!」ってな感じで叱咤激励を受け、とりあえずウィンブルドン大会の予選に参加する資格を得るための大会に出て、そこでなんとか3回勝って、ウィンブルドンの予選に進む権利を得ます。

そして、見事予選を3回勝ち抜き、本選出場が決定!

なんと、初めて出場する「ATPツアー」の大会が、「ウィンブルドン本戦」という、有り得ない快挙を成し遂げます。

 

そして、さらにすごいのは、本戦1回戦をストレートで勝利してしまい、2回戦に進出。

 

その2回戦が、昨日行われたセンターコートでのフェデラー戦というわけでございます。

 

本来であれば、この時間は、テニススクールの4歳児と5歳児対象のキッズクラスを担当しているはずの時間に、世界最高峰のウィンブルドンのセンターコートで生きる伝説のフェデラーと対戦とあいなったわけです。

 

よく分からないという方に、分かり易い「たとえ話」で表現するならば、「小学生の野球チームのコーチが、いきなりメジャーリーグで、イチロー選手とガチで戦う」という感じだと思っていただければ、おおよその雰囲気は掴んでいただけると思います。

 

もっと大袈裟なたとえで言うと、カラオケの上手な人が、憧れのバンドの東京ドームのライブでいきなりボーカルを務めてしまうようなイメージです。

 

もちろん、結果は、フェデラーの余裕の勝利でしたが、まあ、とにかく盛り上がっていました。

特にイギリス国民の皆様は、大熱狂です。

スコットランドの独立熱が再燃し、ロンドン市までもが独立したいと言い出す状況で、テニス見てる場合じゃないと思うのですが、シンデレラストーリーが特異すぎて、「まあ、確かに話題にはなるよなぁ〜」という感じでした。

 

Marcus Willisは、予選の時から、自分が試合に勝つなんて全く思っていなかったらしく、毎朝ホテルをチェックアウトして戦い続けていたらしいのですが、そんな「自分に自信が持てない状況であっても、やり続けていれば、有り得ないような夢の話が実現してしまうこともある」ということを世界中の人に示してくれました。

 

そして、勝ち負けはとりあえず置いておいて、「楽しみながら自分の持っているものをすべて出し切ろう」という姿勢はとても勉強になりました。

 

受講生の皆様で、「自分に自信が持てない」とお悩みの方。

 

楽しく続けてさえいれば、信じられないような夢が実現してしまう可能性だってあるわけです。

 

もちろん、誰にでも体験できるというわけでもないし、「運」の要素も大いに関係しますが、それでも、悲観的な姿勢で諦めてしまうよりは、「明るい気持ちで、楽観的に努力を続ける」ということが大切です。

 

どんなことであれ、そこに「楽しみを見出して、努力を続ける」ということが最大のポイントです。

 

頑張っていきましょう!

 

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