【英語EMS】 WEBLOG    “TO THE NEXT PHASE”

受講生との雑談のtriggerとして、徒然なるままに日常を綴るブログです。
「優しさ」と「余裕」

2018年が始まり早1ヵ月。

 

本格的な大学入試シーズンに突入し、嬉しいことにここまではすべて「合格」のご報告をいただいている。

 

皆さんの努力の賜物だ。

 

もちろんまだ本命の段階ではないし、この後、厳しい結果になる場合もあるかもしれないが、そういった場合も含めて最後まで責任をもって指導させていただくので、受験生の皆さんはどうぞプレッシャーを感じずに、安心して入試本番に臨んで欲しい。

 

さらに、留学準備で通ってくれていた大学生のR君もIELTSが基準点をクリアし正規留学に出発する。

 

また、卒業生が近況報告に来てくれたりと、何かと忙しい日々が続いている。

 

そんな中、昨日は振替受講などで非常に混雑していて、少しご不便をおかけしてしまった受講生も数人いたが、嬉しかったのは、「お先にどうぞ」とか「あっち席空いてますよ」と、お互いに譲り合ってくれていたことだ。

 

優しいEMS受講生の皆さん、本当にありがとう。

 

世の中、「自分さえ良ければそれでOK!」と思っているような人が非常に多い。

 

電車に乗れば、降りる人を待たずにドアが開いた瞬間突っ込んでくる輩、耳にはイヤホンを突っ込み歩きスマホでぶつかりそうになり不機嫌そうな顔をする輩、などなど、ちょっと外に出れば「自分さえ良ければ」という人間で溢れている。

 

何を隠そう、実は偉そうに書いているワタクシ自身が、昔は「自分の受け持っている生徒さんさえ合格してくれれば、あとはどうでもいいや」とか、「ライバルたちを抜き去ってしまえ!」なんて思っているクチだった。

 

ところが、そんな偏狭な考えを持っている時ほど、物事はうまくは進まなくなる。

 

逆に、自分が精神的に余裕があって、「どんな人でもうまくいって欲しいなあ」なんて考えている時は、なぜだか分からないけれど、自分の周りでも良い感じに物事が進んでいく。

 

別にスピリチュアルな心構えを説こうなんて全く思ってはいないが、おそらくそれが物事の道理であろう。

 

原因も、先ほどちょろっと述べた「精神的な余裕」なんだと思う。

 

他者のことを思える人、他者に譲れる人、他者に優しくなれる人は「精神的に余裕がある」状況のはず。

 

余裕があるから、あらゆる物事に対しても、無意識的に「余裕」をもって対処できる。

 

だから物事がいい方向に向かっていく。

 

さらに「余裕」が生まれる。

 

こんな好循環な感じだろう。

 

逆に言えば、自分のことしか考えない人、他者を責め立てる人、ズルをする人、なんていうのは、一時的には「得」をしているように感じる場面があるかもしれないが、結局はどこかで帳尻が合うようになっている。

 

だから、EMS受講生の皆さんには、ぜひとも心に「余裕」を持って、優しい人でいて欲しいと思う。

 

勉強面で言っても、小手先のテクニックとか、小賢しい裏技を探すような他人を蹴落とすための勉強ではなくて、正攻法で正しい学びをもって、たくさんの「余裕」を身に付けて欲しい。

 

それが本当の意味での勉強だし、それが本当の意味で「大人になる」ってことだ。

 

ズルして成功している大人を見てもカッコいいなんて思わないだろう。

 

「我先に…」なんて余裕のない大人にはなりたくないだろう。

 

一時的な損得に惑わされずに、「余裕」を持って対処できるようになること。

 

それが「本質を知る」ということだし、EMSの目指している教育もそこにある。

 

なんかカッコつけた言い方になっちゃったけど、受講生の皆さんの「優しさ」と「余裕」が本当に嬉しかったぞ!

 

ありがとう!

 

これからも共に頑張っていこう!

 

英語EMS

| CASUAL REMARKS | 05:54 |
大雪の影響に関しまして

お世話になっております。

 

1月22日(月)〜1月23日(火)未明までの大雪の影響で交通機関に影響が出ております。

 

「英語EMS」では、1月23日(火)以降の授業も、通常通り行います。

 

ご来塾になる際は、いつもよりも時間がかかる可能性がございますので、余裕をもってお越し下さい。

 

また、道路は凍結などのために大変滑りやすくなっております。

 

転倒などで怪我をされませんよう、十分注意してお越し下さい。

 

ご不明な点やご質問等ございましたら、お気軽にお問合せ下さい。

 

よろしくお願いいたします。

 

英語EMS

| EMSからのお知らせ | 10:50 |
いよいよセンター試験

昨日は最低気温は氷点下となり、とても寒い一日だったが、センター試験初日の今日は日差しがたっぷりの穏やかな晴れの日になった。

 

EMSは6年間一貫教育の英語塾なので、中1からお通いいただいた受講生たちも今日が大学入試初日となると感慨深い。

 

もちろん途中入室の皆さんとも、同じように共に頑張って来た仲間だ。

 

今年度は推薦で既に進路が決まっている受講生も数人いるが、彼ら、彼女たちも遊び惚けているわけではなく、さらなる志望校に向けて、あるいは、入学後のTOEFLの試験対策やIELTSなどの対策に入って頑張っている。

 

本当にすべての受講生に本来の実力を発揮して欲しいと思う。

 

EMSの受講生は、もちろん母体にもよるが、河合塾の全統模試レベルであればコンスタントに偏差値70以上はとっている。

 

普段通りに実力を発揮してくれさえすれば、まずは大丈夫だと思っている。

 

心配なのは、地方の受験生たちだ。

 

特に日本海側で、大雪の影響の中で受験することを余儀なくされている受験生たち。

 

ニュースで、大雪の中バスを待っている受験生たちを見たが、本当に泣けてくる。

 

もし自分の子どもだったらと考えると、いたたまれない。

 

開始時刻を遅らせる会場もあるようだが、遅れても必死に到着しようとする受験生も、定刻通りに到着したのに試験開始を待たされ続ける受験生も、どちらも気の毒でならない。

 

全国で、すべての受験生たちが、同じように公平な状況で受験できているわけではないのが現状なので、東京の受験生たちは、こんな穏やかな日に受験できて、それだけでもありがたいことだ。

 

とにかくすべての受験生が、実力を出し切れますように!

 

明日もあるけど、頑張れ、すべての受験生たち!

 

英語EMS

| CASUAL REMARKS | 12:16 |
あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

 

2018年も皆様の英語学習の最大限のサポートをさせていただく所存です。

 

中高6年間一貫責任指導をベースに、各々の時期の目標に合わせて変幻自在の指導に注力してまいります。

 

理系でも文系でも英語が最重要科目。

 

一生の財産を築いていきましょう。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

英語EMS

| CASUAL REMARKS | 01:40 |
師走

つい最近夏休み期間が終わったと思っていたら、もう師走に突入。

 

今年は10月に入ってすぐ慶応SFCの合格者が出て、その後も、推薦入試の皆さんは良い結果が続いている。

 

当然、一般入試が近付いている皆さんの人数が多いが、すでに大学入学後の研究の話に花が咲くことも多くて皆さん頼もしい限りだ。

 

なんだか年末になると、クリスマスまではワクワクムードが続くが、それが終わると一気に年が終わるモードになり哀愁が漂ってくる。

 

それはそれで嫌いではないのだが、やっぱり未来に向けてワクワクしている雰囲気の方が断然楽しくなる。

 

平成の時代が終わる時期がはっきりと決まった。

 

ワールドカップの対戦カードも決まった。

(グループの抽選は、最後の最後までJapanが出てこなくてドキドキし過ぎた)

 

色々な未来が決まりだしてきた。

 

未来が見えない一般入試の皆さんは、ここからが不安との戦いになる。

定期試験も終わればいよいよ学校に行く回数も限られてくる。

本当の追い込みの時期が近付いてきている。

 

だからと言って、大学入試はゴールではない。

本当に通過点に過ぎない。

入試を終えたその先の未来を描いている人は、結果的に入試に関しても希望通りに進むことが多い。

 

EMSには本当に素晴らしい受講生の皆さんが通ってくれている。

 

自信をもって、焦ることなく、一歩一歩目の前のやるべきことをこなしていこう!

 

今週から平常授業と並行して冬期講習期間もスタートとなります。

 

師走、どの学年の皆様も各々の目標に向かって大きく前進していきましょう。

 

英語EMS

| CASUAL REMARKS | 23:48 |
コウノドリ

普段あまりテレビを見ないのだが、現在、コンスタントに録画して仕事後にさらっと見る番組をいくつか挙げてみると、

・各種ニュース番組

・ダーウィンが来た

・サイエンスZERO

・相棒

・ブラタモリ

そして、タイトルにした

・コウノドリ

 

くらいかな…。

 

「結構見てるじゃん!」とツッコミが入りそうだが、リアルタイムで見ることはまずないので、すべて録画で、仕事後に軽食をとりながら、早送りしつつサラっと見ている感じ。

 

なので、あまりテレビを見ているという感覚もないし、そんなに感情移入することもない。

 

ところが…、である。

 

さらっと見ているはずの、その番組で、あまりにも辛すぎて本気で泣いてしまった。

 

その泣いてしまった番組が、

・「コウノドリ」(第5話)

である。

 

妊娠30週を過ぎてからの「子宮内胎児死亡」を描写していたが、これに近い経験をしたこともあり、ついついオーバーラップしてしまい、感情が揺さぶられてしまった。

こんな残酷なことが現実に起っているんだということは、なかなか考える機会がないので、ぜひとも受講生の皆様にも見て欲しいストーリーだった。

 

月並みな表現しかできないが、

普通に生まれてきて、普通に生きてることは、

全然普通なことではないし、全然当たり前なことでもない。

 

この世に生まれ出て、今もちゃんと生きているということが、本当に「奇跡」なんだということが、しみじみと実感できた。

 

「命の尊さ」なんて陳腐な表現だが、でも本当に尊いものなんだと考えさせられた。

 

母(そして女性)は偉大だと気付かされ、そして何より母は「強い」。

 

妊娠して、10か月お母さんのお腹の中で成長して、無事に生まれてくることが、どれだけの奇跡なのか、

どれだけ尊いことなのか。

 

勉強が少々できないとか、

だらしないとか、

口答えするとか、

反抗期だとか、

こんなの全然OK!

 

元気に生きてさえいれば、それでいいのだ。

それが子育ての原点だ。

 

自分への戒めとしても、子供と接する時は、原点を忘れないでいたい。

 

そにれしてもいい番組だ。

 

前回のシリーズ1の時は、某女子校では生徒に見るようにと促していたが、

本当にそれだけの価値がある番組だと思う。

 

たまにこういう番組もあるから、テレビも見過ぎなければ、いいものである。

 

英語EMS

 

 

| CASUAL REMARKS | 07:44 |
愛のある説明

7月にも行った「深海展 2017 =DEEP OCEAN=」に再訪しました。

 

10月1日までということで、いよいよ残すところあと1週間。

 

それにしてもすごい人気です。

 

10時頃に着いて「90分待ち」の状況。

 

整理券を配っていたので、11時45分〜の入場となり、それまでは常設展を軽く見て、2階のレストランで先に昼食をとってからやっと入場できましたが、入場してからも大混雑。

 

ZONE-1とZONE-2は特にすごい人混みで、展示に近付くことはおろか前に行くことも容易にはできない状況でした。

 

それでも、液晶画面に流される映像やらホルマリン漬けになった大量の標本、模型などに圧倒され、普段の生活では絶対に知り得ない神秘の世界へと誘われます。

 

もし少しでも興味のある方は、混雑しているとは思いますが、この機会をお見逃しなく!

 

そして、あまり深海に詳しくない方は、多少なりとも予習をしていくことをお勧めします。

音楽のLIVEなどと同じように、予備知識があった方が何倍も楽しめます。

 

その際は、沼津港深海水族館の館長さんである石垣幸二さんの著書がおススメです。

 

例えば、今回の深海展でのミツクリザメに対する説明は以下のようなものでした。

 

「ミツクリザメ」

獲物を襲う瞬間、あごが大きく前方に飛び出して獲物を捕らえ、あごはその後もとの位置にきれいに収まる。歯のはえ方も特徴的で、口の内側に向かってはえる。一度くわえたら逃さないような、フックの役目をしているのだろう。まるでのどから手が出ているようだ。

(ここまで引用/後省略)

 

まあ、これはこれで大変分かりやすい説明ですが、石垣さんの著書では以下のような説明があります。

 

「ミツクリザメ」

悪魔の異名をとる世界最弱のサメ。噛む力が弱く小型生物にも襲われる。愛すべきサメ界の見掛け倒しNo.1。

前方にせり出したいかつい吻に、ギロリとした眼。大きな口と、上下にズラッと並ぶ鋭い歯。いかにも強そうだ。

サメ=凶暴というパブリックイメージを象徴するかのごとく、見るからに恐ろしい。

英名ではGoblin Shark(悪魔のサメ)と呼ばれている。

ところが、である。

このミツクリザメは凶暴とは縁遠いキャラクターを持っている。

体はブヨブヨで動きは遅く、噛む力も弱い。獲物に強引に襲い掛かることもない。

ヤドカリに尾をつかまれてヒレを食べられた事例や、イソギンチャクにエラを襲われ、傷口が炎症を起こして死んでしまった事例も報告されている。

ひと言、弱い。

まるで、ケンカは弱いのに格好だけはいっちょ前に悪っぽそうにしている不良のようだ。

(ここまで引用/後省略)

 

どうでしょう?

「見かけによらずものすごく弱い」ということを教えてくれている、愛おしさがこみ上げてくるような解説。

 

まさに「愛のある説明」です。

 

どちらも同じ対象について解説していますが、まるでイメージが違ってきませんか?

 

前者が悪いというわけでは決してありません。

とても分かりやすい説明です。

でも、後者に関しては、対象に対して愛着が沸いて、イメージが広がっていく感じがします。

なんとなく具体的に深海で頑張って生きているミツクリザメの映像が浮かんできそうです。

 

賛否両論、好き嫌いも分かれるとは思いますが、普段、何かを説明したり、解説したりすることを生業としている者としては、

後者のような説明を心掛けたくなってしまうのです。

 

例えば、

 

「be動詞+過去分詞」で「受け身」を表すからね、よろしく!

 

みたいな、ただ、事実をそのまま述べるだけの説明って、全く愛を感じないし、頭にも入ってこない。

 

でも、なんでそういうことになるのか?

他に何が関係しているのか?

具体的にどんな風に使われるのか?

 

なんていう愛のある説明がなされれば、やっぱり印象も違ってくるし、頭にも入ってきやすくなります。

 

Vocabularyであれ、Readingであれ、Writingであれ、Listeningであれ、はたまた、日常生活で道を聞かれた時であれ、「愛のある説明」であるかどうかは、伝わってくるかどうかの大きなポイントになるはずです。

 

同じ事柄でも、伝え方一つで全く別物になってしまうということを肝に銘じて、

今後も「愛のある説明」ができるマニアックな塾を目指して日々精進してまいります。

 

受け取る側も、想像力を膨らませて、1つ1つの知識に愛着を感じられるようになればホンモノです!

 

お互い頑張っていきましょう。

 

ちなみに、「深海展 2017」。

帰りに係の人が掲げているボードを見ると、「待ち時間200分」となっていました。

 

無理です…。

そんなに待てません!

 

行かれる方は、開館時間と同時に入場されることをお勧めします。

 

英語EMS

| CASUAL REMARKS | 07:22 |
夏期講習期間も残りわずかです

夏期講習期間も、8月30日(水)と8月31日(木)を残すだけとなりました。

 

たくさん頑張った皆さんは、本当に飛躍的に英語力を伸ばせたと思います。

 

新学期以降も、努力を継続できるように頑張っていきましょう。

 

9月1日(金)は「全休」で、9月2日(土)より「9月期」が開講となります。

 

では、残り期間、頑張っていきましょう!

 

英語EMS

| EMSからのお知らせ | 07:39 |
夏期休校期間に関しまして

お世話になっております。

 

8月27日(日)〜  8月29日(火)は「夏期休校期間」となります。

 

大変恐縮ではございますが、お問い合わせなどは  8月30日(水)以降にお願いいたします。

 

メールの返信に関しましても、8月30日(水)より順次対応させていただきます。

 

また、お電話に関しましては留守電で対応させていただいております。


受講生の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承ください。

 

宜しくお願い致します。

 

英語EMS

| EMSからのお知らせ | 08:14 |
Rip Current

福岡県古賀市の海岸で4人の方が溺死してしまう水難事故が起きた。

 

4人の方は全員水死と判明。

 

海岸から沖合へ海水が強く流れる「離岸流」に巻き込まれた可能性があるとみられているとのこと。

 

まずは亡くなられた4人の方のご冥福をお祈りします。

 

幼い兄弟とお父さん、そして、それを見て助けようとした偶然居合わせた男性。

 

本当に悲しくていたたまれない水難事故だ。

 

不謹慎だと思うが、記事として取り上げさせていただいたのは、自分自身もリップカレント(離岸流)に流された経験があることと、そして、まだ夏休みも中盤なので、もしかして海水浴に行く方もいるかもしれないが、このようないたたまれない事故は繰り返してはいけないと思ったからだ。

 

まずは当たり前だが、遊泳禁止区域では絶対に海水浴をしてはいけない。

 

自然の力を侮ってはいけない。

 

潮の流れや波のパワーなんて、飲み込まれたら一瞬でどうにもならなくなる。

 

プールとは訳が違う。

 

それから、万が一流されてしまった時の対処法も知っておくべきだ。

 

リップカレントに流されて、岸に戻ろうとすると、体力を奪われて溺れることになる。

 

まずは冷静になって、そして岸に平行に、つまり横に逃げることだ。

 

偉そうに語っているが、ワタクシ、学生時代に、インド洋でサーフィンを教わっている時にリップカレントに流された。

 

まあ、本来、サーファーはリップカレントを利用して楽に沖に出るのだが、無知だったワタクシは、「パドリング!パドリング!」と言われて、得意げにパドリングをしていたら、知らないうちにカレントに乗っていて、「あれ?声が聞こえないなあ…」と気づいた時には、流されて波の外側にまで到達してしまっていた。

 

パニック状態になり、必死に岸に向かってパドリングを敢行するが、時すでに遅し…。

 

プールで選手コースまで鍛え上げたバタ足など、自然の前では全くの無力。

 

岸に向かって進むことはなく、逆に、さらに沖へと流されてしまう。

 

「こんなところで死ぬのかな…?」と一瞬よぎった。

 

怖かった。

 

泣き出しそうだった。

 

辺りがシーンとして、一切の音が消えたような気がした。

 

どれくらい時が経ったのか分からない。

 

もしかしたら一瞬のことだったのかもしれないが、背後から「ゴォー」という音が聞こえた。

 

「えっ…?!」

 

と思って振り返った瞬間…、

 

ものすごい高さのBig Waveに飲み込まれた。

 

そこから先は、またまた一瞬のできごとだった。

 

とにかくボードにしがみついて、飲み込まれたBig Waveと共に、一気に岸まで帰還した。

 

もう何が何だか分からない感じで、ボコボコボコボコ…という音と共に、涙と鼻水と海水でぐちゃぐちゃになりながら岸にたどり着いた。

 

一応、心配そうにしていた現地人インストラクターは、

 

「あれはリップカレントだよ!」

 

「岸にもどろうとしちゃダメだよ!」

 

「岸と平行に、横に行けばいいんだよ!」

 

と、色々と教えてくれた。

 

「先に言ってくれよ!!」

 

と心の中では思ったが、怒りなどではなく、生きて帰還できた喜びの気持ちでいっぱいだった。

 

以前から、何かきっかけがあり、この話を雑談なんかですると相当盛り上がるのだが、ワタクシ的には、盛り上がっている場合ではなく、どうしても流されてしまった時の対処法をお伝えしたい一心で話している。

 

もしかしたら、どこかで教わっていることなのかもしれないが、ワタクシの場合はすっかり忘れていた。

 

そして、流されて初めて、その知識の重要性を実感した次第である。

 

だから、どうぞ皆さん、心のどこかで「リップカレントの対処法」は覚えておいて欲しい。

 

一見、遠回りに見えるようで、実はそれが一番安全で早い。

結果が欲しいからといって、無理して岸の方へ泳ぎ出すと、途端に溺れてしまう。

(様々な物事に通じる真理でもある)

 

そして、海や川や山に行かれる方は、どうか安全に楽しんで欲しい。

 

夏休み期間、たくさんの楽しい思い出を作って下さい。

 

英語EMS

 

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